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ガンのコホート研究報告

乳がん発生リスクは、1日15g以上飲酒で約3倍

日本では近年乳がんにかかる人が増加し、女性では胃がんを抜いて最も頻度の高いがんとなりました。乳がんが増加している原因には、食生活の変化で脂肪分の多い食事が増えていることや、社会生活の変化で未婚や高齢出産の女性が増えている事などが関係していると言われています。  乳がんのリスクを上げるもう1つの要因は飲酒です。 本研究調査で、飲酒と乳がん発生リスクとの関係を検討しました。

飲まない女性と比べて1日15g未満の飲酒者には乳がんリスクの上昇が見られませんでした。しかし、1日15g以上飲酒している女性は、飲酒しなかった女性と比較して2,9倍、リスクは高くなっていました。  なぜ飲酒が乳がんリスクを上げるかはまだ明らかにされていませんが、多量の飲酒でがんの増殖に関与している女性ホルモンの一種であるエストロゲンが増加するのが原因の一つだと考えられています。

林 櫻松 (Int J Cancer 116巻 779-783ページ2005年)


・ 胃がん家族暦のある方は、家族暦のない方に比べ、男性で1.6倍、女性では2.4倍胃がんで死亡しやすい。
・ 胃がんの家族暦とピロリ菌感染を同時に有する女性は両者ともない女性に比べ約5倍胃がんに罹りやすい。
・ 男性喫煙者の胃がん死亡は1.3倍。一日の吸う本数が15本以下でも胃がん死亡は増加。
・ 胃がんを予防するためには・・・。
・ 緑黄色野菜や果物の摂取頻度が多いほど、特に男性で、肺がんで死亡しにくい。
・ 肺がん死亡危険度が非喫煙者並みになるには、男性では15~20年必要。
・ 糖尿病のある人は肝がん死亡のリスクが増加
・ 便秘により胆のうがん死亡は増加。
・ 女性の肥満は結腸がん死亡と関係がある
・ 乳がん発生リスクは、1日15g以上飲酒で約3倍
・ 喫煙者の膵がんの死亡リスクは1.6倍。コーヒー多量飲用、糖尿病暦が長いとリスクが上がる。

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