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手術後の体重と食事量は?

通常の再建法と比べて、胃切除後の体重や食事の摂取状況は?

このような代用胃作製手術を受けられた方と従来から最も多くの施設で行われている再建をされた方を比較してみました。

1) 胃を全部とった(胃全摘出術)時は、

パウチ間置術()とルーワイ再建法()を比較してみました。パウチ間置術は、長期的に愁訴(しゅうそ) が少なく、1回の食事量が多く、体重の減少が少ないという結果が現時点では得られております(図10) 。

2) 胃が少しだけ残った(幽門側胃切除)時は、

パウチ間置術()とビルロートT法()を比較してみました。パウチ間置術は、現時点では体重や食事の摂取状況にはあまり差はみられませんでしたが、術後経過を通じて長期にわたり愁訴(しゅうそ) はほとんどありません(図11) 。

図10図10
図11図11
注 )図10、11の見方
*愁訴(しゅうそ)は、手術後に出現する逆流感、胸やけ、つかえ感、もたれ感、動悸、腹痛、冷汗、下痢といった訴えを、各々0:なし, 1:軽度, 2:中等度, 3:重度でスコア化し、全てを合計した点数を、その時点での愁訴(しゅうそ)スコア(CS)として計算した。
体重と1回食事摂取量に関しては、手術前を100%として百分率(%)で表記した。