当院の産婦人科では、中等度のリスクまでの分娩、妊婦健診、良性悪性疾患の手術及び化学療法(抗がん剤治療)を含む婦人科診療、不妊治療等を行っています。
平成22年の分娩数は784件で帝王切開は127件(帝王切開率16%)となっています。
産婦人科医師6人(専門医5人、専攻医1人)、助産師11人、看護師7人が産科病棟(小児科との混合病棟)を担当します。婦人科疾患の患者様は、原則、他科との混合病棟に入院となります。小さな総合病院ですので、入院中のベッドの移動や個室の空き待ち等、ご不便をおかけすることがありますがご了承願います。また、現在分娩数が現病棟や外来設計時の想定の2倍になってしまったため、大変申し訳ありませんが施設の都合で分娩制限をさせていただいており、月間で正常分娩(経膣分娩)60人+予定帝王切開10人程度を上限としています。
妊婦健診では毎回超音波検査を行います。6年前から助産師外来を取り入れており、超音波検査を含む一般妊婦健診に加え、日頃分娩を扱っている病棟助産師とのコミュニケーションをとっていただいたり、指導を行ったりしており、時間も30分と余裕をもってあります。正常分娩は原則として助産師が担当します。
当院の方針として、骨盤位(逆子)と帝王切開の既往のある方はすべて予定帝王切開としています。原則10日間の入院となります。骨盤位の方には希望により外回転術を行います。双胎の場合は胎位と妊婦さんの希望とを合わせて相談の上、分娩方針を決めています。
小児科常勤医師3人の協力により、早産児(原則34週以降)、低出生体重児の管理にも対応いたします。
婦人科手術は平成22年は165件行いました。一昨年から悪性疾患の手術も増加中です。腹腔鏡下手術も取り入れており、卵巣嚢腫、子宮外妊娠、子宮内膜症、不妊症と一部の子宮筋腫の方に対応可能です。平成22年は32件行っており、原則5日間の入院期間です。
不妊治療は一般検査、治療をはじめ、人工授精、体外受精まで対応可能です。体外受精の年間施行回数は少ないので参考的な数字ですが、平成22年は25回採卵し、22回の胚移植を行い、採卵あたりの妊娠率は20%(平均年齢38.3歳)で、胚移植あたりの妊娠率は22.7%(平均年齢37.7歳)です。手術日以外の月・水・金曜午後に不妊外来を行ったり、時間外の排卵誘発剤の注射を行うことにより、通院負担を少しでも軽減できるようにしています。人工授精と体外受精については佐久市民の方に限り、市の補助を受けることができます。ご相談下さい。 |