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形成外科のご案内

形成外科の特色

形成外科は、手術を中心とした治療で、主に体表の整容的・機能的な改善を行い、社会生活の質(QOL:quality of life)を向上させることを目的とした科です。

診療体制についてはこちらをご覧下さい

・ 患者の皆様へ外来診療のご案内診療体制
(形成外科)
・ 患者の皆様へ外来診療のご案内診療体制(乳房乳腺外来)
形成外科医師のご紹介

氏名 専門 資格等
宮下 宏紀
(みやした ひろき)
形成外科一般
乳房再建、眼瞼下垂症
日本形成外科学会専門医

診療内容


1 熱傷
軟膏で治療可能な熱傷や、植皮手術を要する大きく深い熱傷まで扱います。熱傷の状態にあった適切な治療を行っていきます。

2 顔面骨骨折および顔面軟部組織損傷
顔面の切り傷やスリ傷などの怪我を、出来るだけ傷が目立たないように形成外科の技術で治療していきます。鼻骨や頬骨の骨折に関しても、手術の適応を見きわめ、手術が必要な場合も目立たないような切開で治療していきます。

3 唇裂・口蓋裂
唇裂・口蓋裂は500人に1人発現し、比較的頻度の高い形態異常です。小児科・口腔外科などと連携を取り合いながら、唇裂・口蓋裂の状態、赤ちゃんの発育状態をみながら、手術その他の治療を行っていきます。

4 手足の先天異常
多指症・合指症(指間の水かきの高さが高い)の治療を行っております。骨や関節の状態を十分把握することで、成長してからも良好な機能を獲得できるような手術を行っていきます。

5 その他の先天異常
耳漏孔(耳周囲に小さな孔があり、中に垢がたまり炎症をおこす) 耳の変形(立ち耳・埋没耳・副耳など) 臍ヘルニア(でべそ) 陥没乳頭(乳頭がへこんでおり、整容的な問題、授乳に支障がある) 包茎 など体表の様々な先天異常の治療を行っています。

6 皮膚良性腫瘍
シミや血管腫などの黒いあざ・赤いあざの治療。 ホクロや粉瘤などの皮膚小腫瘍の治療や、脂肪腫などの大きな皮下腫瘍を扱っています。外来ではこれらのご相談が多いです。

7 悪性腫瘍およびそれに関する再建
皮膚ガンの治療、乳ガン切除後の乳房再建、頭頸部ガン切除の再建を行っています。

 ここ最近乳ガンにかかる方は右肩上がりに増えています。女性のシンボルとも言える乳房を切られてしまうことで、乳がん患者さんのQOL(quality of life)は大きく損われてしまいます。乳がんを切除した後の乳房再建は「こころの再建」とも言われます。乳房を失うことによる精神的損失を取り戻す治療です。当科では乳房再建を精力的に行っております。

 乳房再建の時期は乳がんの手術の際に行う一次再建と、乳がん術後に行う二次再建とがあります。乳房再建の方法には大きく分けて、人工乳房による再建、自家組織による再建があります。乳房を再建したのち、約6カ月から1年経過してから乳頭乳輪の再建を行います。乳輪は医療用の色素で色を付けることができます。

 近年では、再建方法が進歩してより美しい乳房が再建できるようになってきました。その結果、乳房切除による喪失感や日常生活の不都合が解消されます。精神的苦痛から開放されることによるQOLの向上が期待できます乳房再建には言葉では伝えきれない精神面での大きな効果があるようです。

8 瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド
手術やケガの後の、目立つ傷跡に関して修正治療を行います、状態に応じて軟膏治療や注射、手術を行います。 また傷跡により、引きつれて変形してしまうような状態(瘢痕拘縮)も手術で治していきます。

9 褥瘡・潰瘍
褥瘡とは とこずれ・ねこし とも呼ばれ、いわゆる寝たきり患者さんに発生するおしりや腰の部分の傷のことをいいます。褥瘡は予防が大切な疾患であり、出来てしまったら、まず出来る原因(不適切な寝具による圧迫や栄養不足など)を探し出し、それを改善するとともに、傷にあった軟膏治療をしていきます。 様々な原因(外傷や手術など)で出来る皮膚潰瘍についても、植皮などの手術治療をしています。

10 美容外科
美容外科も形成外科の一分野です。形成外科専門の知識を十分生かしながら、生活の満足度を向上させるべく美容治療を行っています。 しわとり・隆鼻・重瞼・ケミカルピーリングなどご相談ください。

11 その他
まぶたを上げにくくなる眼瞼下垂症、爪の端が周りの皮膚に食い込んで痛くなる陥入爪(巻き爪)、腋臭症(ワキガ)の治療などを行っています。

 眼瞼下垂症とは上まぶたが十分に挙がらない状態のことです。加齢や外力(白内障手術後、コンタクトレンズ長期装用、アトピーで頻繁にまぶたをこするなど)によって起こるもの、加齢によって起こるものなどがあります。眼瞼下垂症は両眼に起こることが多く、物が見えにくくなるほか、上まぶたを上げる手助けをするべく眉毛を上げてしまうことによって、おでこにしわが生じたり、頭痛・肩こり・自律神経失調症状(不眠、うつ、便秘など)が起こったりすることもあります。また、二重が乱れたり、二重の幅が広がったりなどの変化が見られることもあります。
以下のチェックが複数当てはまる人は、手術により改善が得られる可能性があります。

 ☑上まぶたが垂れ下がり、前が見づらい
 ☑花粉症やアトピーがあり、まぶたをよくこする
 ☑よく頭痛が起こる
 ☑額や眉間のしわが人より深い
 ☑肩こりがひどい
 ☑疲れているのに眠れない
 ☑「ゆううつ」な気分になったり、不安になったりする
 ☑写真を撮るときに「顎をひいて」といわれる
 ☑口の開け閉めで、痛くて大きく開けられない、耳の前にカクカク音
 ☑夕方になるとまぶたが重い

複数当てはまる方、気になる方は是非ご相談ください

眼瞼下垂について .pdf へのリンク

 治療としては、上まぶたの皮膚を切開してから、薄くなったり、緩んでしまった膜を正しい位置に糸で固定する挙筋腱膜前転術を行うことが多いです。ただし、まぶたを持ち上げる筋肉自体に異常をきたしている場合、上記の手術ではまぶたが挙がりません。その場合は、おでこの筋肉とまぶたの組織とを太ももの筋膜などでつなげることで、上まぶたを挙げようとする際に眉毛を挙げる力を利用しやすくする筋膜移植術を行います。

形成外科で取り扱う病気・怪我については、日本形成外科学会ホームページにも詳しい説明があります。

近年では、再建方法が進歩してより美しい乳房が再建できるようになってきました。その結果、乳房切除による喪失感や日常生活の不都合が解消されます。精神的苦痛から開放されることによるQOLの向上が期待できます乳房再建には言葉では伝えきれない精神面での大きな効果があるようです。

乳房再建について .pdf へのリンク


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